東小雪の実父が風呂場で! [生活]
東小雪の実父が風呂場で!
元宝塚ジェンヌのあうら真輝さん(現東小雪さん)が、レズビアン結婚式のお相手の増原裕子さんと6月30日19:00から放送されるTBSの『私の何がイケないの?』に出演されます。
東小雪さんの、自身の経験と苦悩をつづった『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』の本が楽天ブックスのノンフィクション部門で1位を獲得しています。
アマゾンでの書評はこちらから
この本の中に、幼い日に実父にお風呂場で奪われた自身の『生きる力』を取り戻すために、過去の忌まわしい記憶に立ち向かう必要があったと言っています。
過去の忌まわしい記憶を封印することにより、彼女自身がその事実を無かったこととして生きてきました。
しかしその精神的苦痛は、タカラジェンヌの退団とともに表面に吹き出し、リストカットや自殺未遂を繰り返し、境界性人格障害と診断され閉鎖病棟にも入院したそうです。
その東小雪さんを救ったのは、信頼できるカウンセラーと出会ったこと、そして過去の忌まわしい記憶を一つ一つ取戻し、それと正面から向き合うことにより『生きる力』を取り戻すことができたからです。
『なかったことにしたくない』は彼女自身の生きる力を取り戻すためでしたが、社会ではまだまだたくさんの家庭内での性的虐待が行われていること、また性的虐待の家庭内で起きる家族それぞれの捉え方対応について、無かったことにしてはいけないと訴えています。
実の娘に性的虐待をする夫に直面した母親は、自身の娘を性的対象とする夫の忌まわしさと、自身の異性としての魅力への疑問、世間体などに悩み葛藤し『なかったことにする』ことで自身の安定を求めてしまう人もいます。
東小雪さんにしてみれば、性的虐待をした父親はもちろん憎むべき相手ですが、自信への性的虐待を見逃してきた母親も共犯者です。
その苦しい人生を生き、悩み苦しみもがいてきた東小雪さんの赤裸々な体験に衝撃を受けました。
ぜひ今後の人生が東小雪さんに幸せなものとなることを願ってやみません。
コメント 0