エボラ出血熱に日本の薬が有効!?海外の反応は? [ニュース]
エボラ出血熱に日本の薬が有効!?海外の反応は?
アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大が止まりません。
そんな中、日本の製薬会社が開発している新薬が、エボラ出血熱に効くのではと、海外でも話題になっています。
その薬は富士フィルムのグループ会社である富山化学工業のファビピラビル。
残念ながらまだ開発段階で医薬品としての承認はまだです。
なぜこの薬に注目が集まっているのか?
この薬自体は、細胞の中でのウイルスの増殖を抑える効果があります。
もともとは、インフルエンザの治療薬として開発されているものです。
このファビピラビルはマウスへの実験で、エボラ出血熱の治療に効果があることが分かっています。
現在は感染したサルを対象として実験をしている段階です。
アメリカではこのサルへの実験結果を踏まえて、米国防総省が認可までの手続きを迅速に済ませるという立場を示しています。
このファビピラビルの利点はワクチンではないために、大量生産が可能という事です。
ワクチンでは早くても半年くらいの期間が必要ですが、錠剤としてつくられるファビピラビルは短期間に製造することができます。
このファビピラビルに対してはアメリカの他に、韓国が輸入を検討しているようです。
なんだか少しは嫌味が言いたくなりますね。
普段は反日という事で散々叩いておきながら、自分たちが欲しいとなると日本製品ボイコットとは別に緊急に輸入したいとか。
人間社会は持ちつ持たれつの関係です。
他人の非を責めるばかりではなく、共存共栄できるように人類の智慧を図って欲しいものです。
まあ愚痴でした。
ところでエボラ出血熱は、致死率が50%から90%という大変危険なウイルスですが、空気感染はしないと言われているので、先進国での拡大はあまり心配しなくてもいいようなことを言っています。
もちろん国内への感染は阻止すべきですが、感染者などと直接接触しないようにすれば大丈夫なようです。
現在、感染地域への渡航も控えるように通達も出ていますし、現地邦人も一時帰国するなどの対策を進めていますので、それほど心配することはないようです。
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