アイスバケツチャレンジとは? ALS(筋萎縮性側索硬化症)支援イベント [話題]
アイスバケツチャレンジとは? ALS(筋萎縮性側索硬化症)支援イベント
AKB48総合プロデューサーの秋元康氏が幻冬舎・見城徹社長から指名を受け、20日にアイスバケツチャレンジに挑戦、さらにAKB48を代表して渡辺麻友さんも氷水をかぶり話題になりました。
このアイスバケツチャレンジですが、筋萎縮性側索硬化症の患者と患者団体を支援するイベントとして、アメリカのセレブの間で話題になったものです。
筋萎縮性側索硬化症の現状を知ってもらう事と、この難病の治療法を推し進めることが目的です。
フジテレで今年の1月に放映されたドラマ『僕のいた時間』で、筋萎縮性側索硬化症を取り上げ、三浦春馬さんと多部未華子さんが出演された事でも話題になりました。
アイスバケツチャレンジとは?
使命を受けた人が24時間以内に、100ドル寄付するか氷水をかぶるか選択する仕組みとなっていて、ミッションクリア後には次の挑戦者3名を選ぶことができます。
なお、日本ALS協会では、
皆さまへのお願い 「アイスバケツチャレンジ」で、冷たい氷水をかぶることや、高額の寄付をすることは強制ではありません。 皆様のお気持ちだけで十分ですので、くれぐれも無理はしないようにお願いします。
とホームページに掲載しています。
日本ALS協会 ALSアイスバケツチャレンジ
ちなみに秋元康さんは、次の指名者としてフジテレビの亀山千広社長、トヨタ自動車の豊田章男社長、落語家の笑福亭鶴瓶、米ニューヨーク在住の日本画家・千住博氏を指名(ルール上4人でも可)を挑戦者に選びました。
いままでにアイスバケツチャレンジに挑戦した人としては、浜崎あゆみ、堀江貴文、ネイマール、スニガなどそうそうたるメンバーです。
アイスバケツチャレンジ動画はここから
このアイスバケツチャレンジですが、元々どういう経緯で始まったのかよく分からないそうです。
ただ以前アメリカのローライダーの間で、2013年から2014年の冬の間、「Cold Water Challenge」と呼ばれる運動がアメリカのソーシャルメディア上で人気となり、冷たい水に飛び込むか、がん研究のための寄付をするかのどちらかを選ぶという運動があったそうです。
その頃、アメリカで7月にゴルファーのクリス・ケネディが友人の指名を受け氷水をかぶり、米ALS協会を寄付先に選んだそうです。
これがALS患者や家族の間に広まり、元ヨーロッパのプロ野球選手でALS患者のピート・フレイツが挑戦後に動画に公開したことにより爆発的に広まったそうです。
日本でのネットでの反応を見ると、好意的に受け止めている人と、挑戦後に指名することがチェーンメールみたいでいやだと感じている人もいるようです。
ただ現在のように有名人の間に広まっていくのは、ALSに対する知名度が上がっていくので、良いことではと思います。
ちなみに挑戦されたほとんどの方は、100ドルの寄付と合わせて、アイスバケツチャレンジにも挑戦しているようです。
もしあなたのところに、指名が入ったらどうしますか?
ALS協会では強制ではないと言っています、まずはALSを知ることができればよいのではないでしょうか。
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