デング熱 蚊の画像(写真)! [ニュース]
デング熱 蚊の画像(写真)!
厚生労働省が今日、新たに19人のデング熱の国内感染が確認されたと発表し話題になっていますが、それに伴いデング熱を媒介するシマカの画像検索が増えています。
また『王様のブランチ』で、8月21日に代々木公園でロケをした、タレントの青木英李(25)と紗綾(20)さんがデング熱に罹っていたことも分かり話題になりました。
デング熱と聞いて、ウイルスを媒介するシマカは特別なものと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は日本にいるヒトスジシマカは、ごく普通に見かける蚊で誰しも一度や二度、いえもっと刺されていることに愕然とされるかも知れません。
通常私たちがやぶ蚊と呼んでいるものが、ヒトスジシマカになります。
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デング熱を媒介する蚊には、ネッタイシマカとヒトスジシマカがいますが、このうちネッタイシマカは1944年に天草諸島で異常繁殖しましたが、1952年までに駆除され1970年以降は確認されていません。
また沖縄でもネッタイシマカが繁殖していましたが、今ではヒトスジシマカに席巻され見かけることはないようです。
ただし温暖化の影響で、今後日本に定着する可能性もあるため注意が必要なようです。
そしていま最も注意しなければならないヒトスジシマカ、上記の写真を見ればどなたもすぐにわかると思いますが、身の回りによくいる蚊でたくさん見かけることと思います。
竹林や藪の中など、なんとなく暗く湿気っぽいところによくいます。
我が家でも庭の草取りなどをすると、すぐに寄って来て刺されてしまいます。
ヒトスジシマカの生息域は、秋田や岩手県が北限でしたが、温暖化の影響で徐々に北へと生息域を広げているようです。
生息地は、藪や墓地、公園、人家など家の周りにも生息しており、植木鉢に溜まった水など、ちょっとした水たまりがあるだけで繁殖します。
通常は花の蜜などを吸っていますが、産卵期のメスが栄養を摂るために吸血します。
ヒトスジシマカはデング熱、西ナイル熱、チクングニア熱、黄熱などの感染症を媒介し、また、犬糸状虫症の原因である犬糸状虫の運び屋であることも知られています。
ヒトスジシマカを駆除するのは難しいですが、家の周りなどに水が溜まっているようなところがないか注意が必要です。
また、虫除けスプレーや蚊帳、蚊取り線香などで刺されないように防御することも大切です。
特に蚊帳は、昔では普通に見られたと思いますが、今では見かけることもまれになりました。
やはり蚊帳を吊ったりするのは、手間がかかるし、色々な防虫剤が出てきた事も要因でしょう。
ただ小さなお子さんがいる家では、防虫剤や虫除けスプレーやクリームなどを使うのは心配な面も多々あると思います。
昼寝や就寝時には蚊帳を吊って、予防するのも良いかもしれません。
今では昔と違って、ワンタッチで使える蚊帳もあるので、便利になりました。
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