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パチンコ税創設とは? [ニュース]







パチンコ税を導入せよを考える

自民党がパチンコ税の導入を考えているようで、ネット上でもパチンコ税を導入せよとか、パチンコ税創設などで多くの書き込みがあります。

もともとパチンコでの換金行為は違法で、わざわざ、なんたら福祉なんたら事務所という名目で、わざわざ一度景品に交換したものを買い取っています。

こんなのはパチンコ屋が換金しているのと同じで、法の実効性としては低いし、関連団体への警察官の天下り先にもなっています。

換金が違法はすでに有名無実なので、別に今更パチンコ税を導入すると、賭博を認めることになると反対しても仕方のないことです。

ただ気になるのは、なんでこんな法律を作るのかということです。
法人税減税を実行するためには、麻生財務大臣が言っている『恒久的な財源を作る必要がある』、この一言に尽きるわけです。

パチンコから税金をドンドン取ればいい、それも一理ありますよね。
しかし今の日本では庶民に幅広く根付いている娯楽のひとつでもあります。
つまりここからお金を、しかも換金した中から取るというのは、法人税減税の負担を国民にさせているのと同じです。

1%の税率で年間2000億円、これは大きいですね。
先ごろ話題になった携帯電話税と言い、取れるところから取るという考えが明白。

まあパチンコ業界には色々とキナ臭い話もあるので、この業界の暗部にメスが入れられるのならいいのですが、どうやらそうではなさそうです。

心配するのは、パチンコのためにキャッシングに走り、家庭崩壊からはては犯罪に手を染める人たちもいます。
換金額の1%の税率ですから、直接お店の売り上げには関係なさそうですが、本当にそうなのか分からないですね。

だいぶ前にあったパッキーカードの導入、あの時は射幸性を抑えて健全化するというような話で導入されたと思うのですが、実際にはパッキーカードの導入以降から、パチンコにかかる費用が一気に上がったような気がします。
もっと射幸性が高まったのでは?、それまでは100円玉が使えた玉貸し器も500円となり、さらに今では千円札、一万円札と金額が大きくなっています。

新しい税金の取り口を増やすことにばかり夢中になっていますが、なぜもっと簡単な議員費削減や特殊法人の見直しをしないのか。

いまや所得税も地震復興税という名目で増えているのに、遅々として進まない震災復興。
震災復興の費用が全然関係のない九州で使われたり、どこかの山の中の林道に使われたりとおかしなことばかりです。

栄えた国が滅びる一番の原因は税金です。
一度増えた税金は減ることが無いし、増えた公務員が減ることもありません。
税金で暮らす人間は増えることがあっても、減ることはなく、それが国を圧迫します。
イギリスやギリシャなどは公務員は25%近いと言われています。

かの大帝国ローマ帝国も、貴族たちに払うお金や自分たちのお金が足りなくなり、税金を上げたことがローマ帝国の滅亡につながった、という話を読んだことがあります、真偽のほどは分かりませんが。

早く特別会計の見直しに手を付けて欲しいものです。





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